飛行機模型 スケールＱ

小さいスケールでコレクションするか、お気に入りの機体を大きいサイズで集めるか――。コレクションを始めるのにまず頭を悩ませるのが【スケール】。機種が異なるだけで、同スケールでもサイズが大きく異なります。コレクション前にスケールと実機サイズについて覚えておくと便利ですね。

飛行機模型 スケール縮尺表

実機サイズからの縮尺表
※おおよその測定になる為、誤差が生じる場合がございます

飛行機模型 メジャースケール一覧

1/200 スケール

「747-400」ともなると[全長約35cm、全幅約30cm]にもなる大型モデル。特徴はずばり“大きさ”。実機の持つ迫力をより再現し、ファンを魅了しているスケールです。1/400〜1/500スケールでは小さすぎる機体を1/200スケールで再現することで、ファンを満足させるボリュームにできるのもこのスケールならでは。最近ではプラスチック製とダイキャスト製が共に多種販売され、コレクションしやすくなりました。大きさを活かした精巧さを求めると、やはりダイキャスト製モデルは一際目を引く出来栄えですが、価格も高いため、集めるには覚悟が必要です。一方、プラスチック製モデルはリーズナブルでクオリティも申し分なく、バリエーションも豊富。「お気に入りの1機だけをダイキャストで♪」なんて集め方も良いかもしれませんね。

1/400 スケール

1/500に続いて主流になったスケールです。1/500と比べ大きさは一回り（約1.5cm〜4cm）大きいだけですが、細部の再現には有利で、ドラゴンウイングス、ジェミニジェッツが採用すると人気となり、他メーカーも続々と参入しました。ドラゴンはアジア圏、ジェミニはアメリカ・ヨーロッパ圏と得意分野が明確になっているため集めやすく、またコレクター心をくすぐる限定品も多く販売され続けていたことで、主要スケールとして確立されました。

1/500 スケール

旅客機モデルの老舗ヘルパウイングスが用いたスケールです。大型機でも手のひらサイズで再現できるため、ディスプレイや保管が容易で、旅客機ブームの火付け役となったモデルです。ほとんどがダイキャスト製モデルで、小さい割にずっしりとした重厚感を味わうことができます。ビルや整備車両などのパーツも多く販売され、ジオラマを楽しみたい方にもおすすめです。一時はコレクターの1/400移行により低迷していましたが、技術向上とともにクオリティも上がり、新たなメーカーの参入も増えています。

1/1000 スケール

大型機でも7cm前後で再現され、パッケージが小さく価格も手ごろなスケールです。他スケールに比べ市場規模は小さく、機内販売のお土産として販売されるモデルでしたが、全日空商事が新規参入したことで今後の展開が期待できるスケールです。

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